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農業改革

2013年04月16日 19:27

食べることは楽しい、安全ならば。

最近、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)が喧(かまびす)しい。

新聞に踊っているおかしな文脈。「農業の産業化を図れ」、「農業への企業の参入を図れ」。

農業は産業ではなかったのか? 雇用を興している大きい農家は企業ではなかったのか? 

農家経営者は事業主であり、ということは企業と同じだと思うのだが?

 農業は土づくりに始まるが、その技術は難しく天候に左右され、農産物の栽培や育成期間は長く、機械化を必要とする現状の投下貸本の回収期間は長い。

農業は生物が相手だから難しい。新鮮で虫が食っていない等、その上に色や形等の見た目が良くて、味が良くて、安心・安全でと消費者の要求が難しい。購入した農産物に文句や質問があっても、地域ブランドというカラクリや流通が多岐に渡っているため、その声は生産者直接に届かない。その中で頑張っている農家を応援したい。

 農業は食料生産という国の基本にかかわる産業だと思っていた。

 日本では、自給自足から見ると40%しか生産できていないというが、世界との競争で日本が農産物の買い付けに負けると困るというが、もしそれが事実であるなら以下どうだ。

農業に対する意欲があっても一般の人には農地は買えず、5反以上の面積の農地がなければ農家として認められず、農家以外には農産物を作ってはいけないや、生産調整をさせられたり、これらの誤った施策は、政治家と農水省に農協の責任ではないのか?

 自分の考えたことを開陳したり教えるのではなく、考え方やヒントを教えなさいという。

 そういう意味では、あまり強く言えないが、これは僕の間違った考え方かも知れない。

 前回のジュースもそうだが、健康な体を維持するためには酵素の働きが大切だが、生ものでしか生きた酵素は摂取できないといわれている。年齢と共に体が自ら作る酵素は減っていくらしいので生ものでの摂取が必要だという。酵素は熱で調理すると死んでしまうという。そこで健康な体を作り維持するために生ジュースが出てくる。体と健康を維持し、エネルギーを得るのは食べ物からだ。僕が農業が大事と考え、農家に頼るゆえんがここにある。実際に、食べることは楽しい。ただし、体に安全ならば。

 TPPがどうあろうと、日本という国が輸入に頼るのではなく、日本の高度な土づくりや栽培技術で、その生産された農産物を海外へどんどんと送り出してほしい。

 もうすぐ、小さな村倶楽部で、果樹の生産を通した農業が始まる。 - - - 足柄金次郎

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