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小さな村倶楽部のイチジク苑で採取されたイチジク(イメージ写真です)
効能
サプリフルーツイチジク
ドライいちじく = 体に優しい自然派おやつ
熟しても採取せずに樹の上で乾燥 → どうなる?
= 美味しくなる =イチジクが熟しても採取しなければイチジクは更に養分を蓄え
余分な水分だけが蒸発しだす。
イチジクが痩せ始めたら収穫、日だまりに10日間ほど干して、
更に余分な水分だけをじっくり蒸発させ旨みを凝縮させ
濃厚な甘みとやわらかな食感が残っている時点で袋詰め、果肉ぎっしりで充実感を
味わえるように工夫し提供します。どうですか?
体に優しいとは?
= いちじくは昔から民間医療薬としても知られているビタミン類やカルシウム・鉄分・灰分などのミネラルを多く含むアルカリ性食品です。高ミネラル健康食品で、不老長寿の果物といわれるほど実も葉も薬効と栄養価が高い果物です。
豊富な食物繊維や、ビタミンB1、B2、C、カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラルを含んだ優れた栄養食品で、高血圧症、便秘、痔、整腸、二日酔にきくといわれ、健康だけでなくキレイを美味しくサポートしてくれます。腹もちも良いので、ダイエット時のおやつにもぴったりです。
美味しくなるとはどういうこと?
= ドライイチジクはあんまり甘さを感じないのに、食べている内にだんだんと甘さが感じその甘さが長続きしますよ!
ミネラルとは?
= ミネラルとは無機質のことで、繊維質、ビタミン、カルシウムなど人間の身体の生理作用に極めて重要な働きをしています。イチジクは、いろいろのミネラルを少量ずつ含みそのバランスがよく、そのために味も独特です。
女性は便秘が気になりますが?
= いちじくは食物繊維が豊富なことでも知られ、血液をきれいにし美容にも効果を発揮し、胃腸病にも効能があります。
理由は腸の中をきれいにする食物繊維のペクチンを豊富に含んでいて腸の働きを活発にし、タンパク質分解酵素プロテアーゼが消化を助け胃腸の働きを助けるため、よく熟した実を1日に2~3個食べれば便秘に効果があり、肉料理や油っこいもののデザートにすると消化を助けてくれます。
しかも、血中コレステロール値を下げるといわれる水溶性食物繊維、腸を刺激し便通に良い上に大腸がんの予防作用があるといわれる不溶性食物繊維の両方の食物繊維が含まれています。
フィシンなどの多くの酵素とペクチンをはじめとした食物繊維が多く含まれているので便秘改善、整腸作用と消化促進作用を期待できるわけです。
女性の更年期障害にはイチジクを?
= イチジクは女性ホルモンのエストロゲン様の成分を含むため更年期障害の解消や
性ホルモンの影響を受ける病気の予防に最高といわれています。
夏バテ効果
= イチジクは食物繊維のペクチンを含み、カルシウム量もフルーツでは優等生です。消化酵素もあり胃腸にやさしく夏バテ効果が高いといわれる、夏の終わりにふさわしいフルーツです。
お酒を飲んだ後にイチジクを食べると二日酔いになりにくいのは何故?
= 酵素が含まれているいちじくの実は、消化作用を促進させてくれるからです。
有効成分は、イチジクの白い乳汁にたん白質分解酵素(消化酵素)が含まれており、消化作用を促進させるので胃弱を改善したり,二日酔いを改善する効 果があるということです。
イチジクは高血圧や動脈硬化などの防止に効果がある?
= いちじくに含まれるクマリン類のベルガプテン、プソラレンという成分は血圧降下作用があると日本薬学会で発表されていて、比較的多く含まれるカリウムとともに、血圧降下作用を期待できるといわれています。
ガンにも効果的といわれるのは何故?
= イチジクの果汁から抽出した抗ガン物質「ベンズアルデヒド」は有名です。血液をきれいにすることや治癒能力を高めポリープの除去・がんの改善作用があるとのことです。
イチジクが不老長寿の果物といわれるわけは?
= イチジクは昔から欧米や中東、アフリカなどで不老長寿の果物といわれていますが、現在わかっていることはイチジクがポリフェノールを多く含むことで体内の活性酸素を除去し、動脈硬化の予防に役立つなどアンチエイジングに効果があり、多量の糖分とビタミンB1、B2を含むことで活力を生む正に不老長寿の果物といえるということです。
イチジクの効能は赤ワインやブルーベリー、ザクロと同様に、脂肪酸などの酸化を防ぐ働きです。炎症を抑えるはたらきもあり、喉の痛みを抑えたり、黄疸の治療にも効果 があるそうです。
イチジクの果実だけでなく、イチジクの葉も素晴らしいのは何故?
= 葉は薬用として使うからです。
水洗いした葉を天日で乾燥させ煎じて空腹時に服用すると、血圧を下げる効果あります。ベルガプテン、プソラレン、フィテンなどを含み。プソラレンには血圧降下作用があるからです。
お風呂に入れると神経痛や痔に効くといわれていますよ。
民間薬としてのイチジク
= イチジクの果肉や葉から出る乳液にはゴムのような樹脂分のフィシンというタンパク質分解酵素が含まれていますので、民間薬として痔や疣(いぼ)に塗布したり、駆虫薬として内服利用されています。熟した果実や葉を天日で乾燥したものは緩下剤、つまり、作用が比較的緩やかな下剤としての効能があります。イチジクの実を1日に3~4個食べると痔によいといわれます。
イチジクの旬はいつ?
= イチジクには夏に熟すものと、秋に熟すものがあります。年2回の収穫時期があります。ずばり、いちじくの旬は3月~5月と8月~10月の年2回です。
イチジクの食べ方は?
= いちじくは果物としてそのまま食べる以外に、ドライイチジクや、イチジクジャムとしたり、甘露煮にしたり、パン、ケーキ、ビスケットなどに練りこんだり、スープやソースの材料に、ワインや酢の醸造用に、ほかにはペースト、濃縮果汁、パウダー、冷凍品などに加工して売られています。イチジクの赤ワイン煮でさらに脳・血管・肌が若返るといわれています。イチジク酢で免疫力向上・疲労回復がはかられるといわれています。
イチジクの実を酢につけることで免疫力向上、疲労回復、便秘解消、ストレス解消、食欲増進などの健康効果が高められます。リカーに浸けたいちじく酒は手軽に作れる美容健康酒で、便秘予防と解消・整腸・貧血予防に効果があります。
食後のデザートに最適だという理由は?
= 果肉や葉から出る白色の乳液にはタンパク質を分解するフィシン、プロテアーゼという酵素やシンという酵素が多く含まれているため、コレステロー ルの分解に役立ち、肉等と一緒に食べた後にデザートとして最適だということです。
いちじく湯
= いちじくの葉、10枚程度を刻んで布袋に入れ、浴槽に浮かべます。薬湯向きには、生の葉、干した葉、どちらもOK 。干し葉は、夏に摘んだものを日干しにして使います。簡単に手に入らない場合は、漢方薬局で無果花葉(いちじく:500g程度で1000円位)で売っています。 血行を促し、神経痛、リウマチ、痔疾などに効果があります。
◎イチジクがサプリフルーツといわれる理由が分かりましたか?
イチジクは、美容と健康に効果がある、体が喜ぶ美味しい優等生ですね。
元気に育った農産物はその全てが漢方薬といわれ、
その農産物で調理したものは医食農同源という意味で薬膳といえます。
◎注 意
いちじくにはその表面に白い粉のようなものが浮き出ることがありますが、いちじくの持つ糖分が結晶化し表面に白い粉のようなものとして浮き上がったもので、この方がおいしく感じられます。
いちじくの果肉が黒変・褐色化しているものは、いちじくに含まれるアントシアニンという赤色色素が酸化して黒く変色、さらに多く含まれている鉄分が酸化を促した場合もあります。これに対しては、通常、酸化による変色を防止するために酸化防止剤を使用しますが、私たちのいちじくは無添加なので黒変化が起こる場合がありますが、添加物を使いたくないのと無害であるので放ってあります。
カビに対しては、乾燥いちじくは水分が飛んで糖分が凝縮した状態となっていますので、さらに糖分は塩と同様に凝縮すると保存効果があり、カビは生えにくくなっています。カビが繁殖するときには適度な温度と水分が必要で、湿気が多いところや温度が高いところに置かない限りはカビが生える可能性は低いです。
冷蔵庫に入れるか乾燥した温度の低いところで保存してください。