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小さな村倶楽部で地域の豊かさの研究をしたい

2013年04月09日 16:59

小さな村倶楽部で地域の豊かさの研究をしたい。

豊かさは、経済のありように掛かっているが、経済には3つの顔があると聞いた。

一つは貨幣経済で、それはお金の多寡で決まるという。

二つ目は助け合う共同の経済で、人が元気であることが重要だという。

三つ目は自給自足の経済で、野菜を作り、季節の花を摘み、自然の幸を採取しながら生きる経済、自然が元気であることが重要だという。

豊かさは金の量だけでなく、更に、協同できる度合いと自給自足でできる環境の大小や良し悪し等の合計で考えるものだという。大賛成だ。

僕の子供のころは、隣近所仲良くいつもワイワイやっていた。親戚もよく集まり、何でも相談し合って助け合ってきた。お膳には、常に季節の山菜や魚介類が乗っていた。今は懐かしい話になってしまった。

小さな村倶楽部では、活動する地域の足元の環境を調べながら、地域の持てる力や、人それぞれの力を引き出すことを考えてみたい。

今は、イチジクを植栽するための土地を探している。見つかったら、早速3年後を楽しみにイチジクの苗を植え、イチジク苑としたい。更に、農家の空き家を探している。見つかったらこれから集まるだろうメンバー達の倶楽部ハウスとしたい。そしてこのイチジク苑とクラブハウスの二つを農業文化ミュージアムとして活用・公開したいと考えている。

人類は15,000年前~10,000年前に農業革命を起こし、地球上の生態系というネットワークに参加、全ての生物達との共存・共栄を模索しながら今日まで生き永らえてきた。この農業革命が無かったら、今頃人類は生存していたかどうか分からないともいわれている。ここいら辺のところを自然との共生と農業をテーマとして、先の三つの経済を考えながら、地域の豊かさを表現してみたい。 - - 足柄金次郎

 

                                                          

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